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個人投資家・テスタ氏の投資手法を徹底解剖!スキャルピングからデイトレードの短期売買の秘訣とは?

ByDavid Miller
公開日
読了時間9

「テスタ氏の手法を真似しても勝てない…」そう悩んでいませんか?実は、彼が100億稼いだ裏側には、単なるスキャル技術ではない「負けないための鉄の規律」が存在します。凡人が明日から使える、損切りの極意と再現性の正体を徹底解説。

テスタ氏の投資術 : デイトレードの手法を紹介

「テスタ氏の手法を真似しても勝てない…」そう悩んでいる個人投資家は少なくない。しかし、彼が300万円を元手に20年かけて累計利益100億円を達成した裏側には、単なるスキャルピング技術ではない「負けないための鉄の規律」が存在する。本記事では、テスタ氏のデイトレードにおける手法の核心を徹底解剖し、凡人でも明日から使える損切りの極意と再現性の正体に迫る。


テスタ氏はどのような方か?

投資家としての歴史

テスタ氏は兵庫県出身の専業個人投資家である。本名や正確な年齢などの個人情報は公開していないが、Xアカウント(@tesuta001)でフォロワー100万人以上(2026年2月時点)を抱える、日本最大級の個人投資インフルエンサーの一人である。

投資家としての歩みは、2005年に書店で株式投資関連の書籍に出会ったことがきっかけだった。当時はインターネットを通じた個人トレードが普及し始め、「デイトレード」という言葉が世間に定着しつつあった時代である。テスタ氏はそこに「フンダメンタルズ分析など難しい要素がない点」に魅力を感じ、元手300万円を証券口座に入金して株式投資をスタートした。

「2005年に株式投資を始めて、今年で19年目になります。きっかけは、書店で株式投資関連の書籍に出会ったことです」

(出典:マネクリ マネックス証券インタビュー 2023年4月

最初の2ヶ月は苦戦が続いた。1ヶ月目はマイナス30万円、2ヶ月目はマイナス15万円という結果だったが、3ヶ月目からプラスに転じた。その後、スキャルピング・デイトレードを中心に10年以上トレードを続け、2016年からは中長期投資も並行して行うようになった。

テスタ氏の投資キャリアの主な節目は以下のとおりである。

出来事
2005年元手300万円で株式投資を開始
2013年信用取引制度改正を機に投資スタイルの幅を広げ始める
2014年全国の児童養護施設への寄付活動を開始
2016年デイトレード中心から中長期投資も並行するスタイルへシフト
2019年単年で約10億円を稼ぐ
2021年8月累計利益50億円を達成
2022年年間で11億円超の収益を記録
2024年2月累計利益100億円の大台に到達
2024年単年利益のプラスを20年連続で継続

「2024年2月に累計利益が100億円に到達しました。日本株の上昇を見越して、2023年末に日経平均先物を大量に買っていたのが大きかった」

(出典:ダイヤモンド・ザイ 2025年1月

投資を開始して以来、年間の運用成績がマイナスになった年は一度もないという驚異的な記録を保持し続けている。これは20年以上(2025年時点で20年連続)にわたって継続されている不敗の実績であり、プロの機関投資家でも難しいパフォーマンスである。


圧倒的な利他精神

テスタ氏の特筆すべき点は、投資の成功を私利私欲だけに留めない「利他の精神」にある。2014年から始まった全国の児童養護施設への継続的な寄付活動は、投資家コミュニティ内外で広く知られている。

最初の寄付は、全国約600箇所の児童養護施設にサッカーボール・バレーボール・ドッジボールを3種類ずつ届けるというものだった。しかし、施設から「欲しいものが違う」「遊ぶ場所がない」「年齢がバラバラ」といった声が届いたことを受け、以後は各施設に直接電話をかけてリクエストを聞いてから贈る形式へと改めた。

「ボールを贈ったことは自分勝手なエゴだったと知り、リクエストを聞いて贈るようにした」

(出典:テスタの株精神と時の部屋

その後の活動はさらに多岐にわたる。ひろゆき氏(西村博之氏)の呼びかけを支持し 「児童養護施設にPCを無償で配ろうプロジェクト」 に参加し500万円を寄付、総額5,000万円・95施設・323台のPC配布に貢献した。さらにお笑い芸人・河本準一氏の活動を知ったことをきっかけにお米を10トン以上贈るなど、支援は継続的かつ多様な形を取っている。

(出典:ガジェット通信 2022年11月

寄付を「公言すること」についても、テスタ氏は明確な哲学を持っている。

「自分の300万円だけだと、70台くらいしかパソコンが買えないんですが、いまは4000万円集まったので、1000台はプレゼントできる計算になった。どう考えても、70台より1000台のほうがいい」

(出典:日刊SPA! インタビュー

寄付を公言することで他者の参加を促し、結果的に支援の規模を最大化させるという「戦略的な利他主義」とでも呼ぶべきスタンスである。こうした姿勢が、単なる「金持ち自慢」とは一線を画し、投資家コミュニティの中で彼が絶大な信頼と支持を集める理由の一つとなっている。

また、テスタ氏自身、このような社会貢献活動が投資のモチベーション維持にも直結していると語っている。

「自分一人のためだと思うと、投資のモチベーションが続かないんですよ。今は増えれば増えるほど誰かのためになると思うので、勝てなくなるまでまだ頑張ろうと思える」

(出典:日刊SPA! インタビュー


テスタ氏の投資手法

デイトレード

株式によるデイトレード

テスタ氏が投資家人生の最初の約10年間にわたって積み上げた核心的なスキルが、株式デイトレードとその中でも超短期の「スキャルピング」である。

スキャルピングとは、数秒〜数分という極めて短い時間軸で売買を繰り返し、1回あたり数百円〜数千円という小さな利益を積み重ねていくトレード手法だ。テスタ氏はこのスキャルピングに初期の10年間を集中的に費やし、1日あたりの利益が数十万円単位へと成長させた。

スキャルピングを選んだ理由について、テスタ氏は次のように語っている。

「一番参考になったのは資産3000万円程度で収支にブレがない方のブログでした。その方がスキャルピングで投資をしていたので、私もその方のように毎月100万円の利益を安定的に獲得したいと思い、スキャルピングを選びました」

(出典:マネクリ マネックス証券インタビュー 2023年4月

テスタ氏のデイトレードにおける特徴的な点として、需給(買い手と売り手の力関係)の読みを重視することが挙げられる。ファンダメンタルズ(企業の財務・業績)分析は得意ではなかったと公言しており、代わりに板情報やチャートから市場参加者の心理を読み取る「需給分析」を得意としていた。

また、スキャルピングの最大のメリットとしてテスタ氏が強調するのが「リスクの小ささ」である。

「デイトレードであればその日のうちに決済をする(ポジションを持ち越さない)ので、それ以降の影響を受けない。次の日の朝に市場が下がっている状況でも、新しくポジションを立てて、日中のボラティリティが高いときに利益を積み上げることができました」

(出典:SBI証券インタビュー 2025年2月

ただし、スキャルピングには資金規模の上限という制約がある点もテスタ氏自身が明言している。

「少ない資金だから毎月数十%という高い割合で資金を増やせましたけど、3億円を20億円にできるかというと、それは無理なんですよ。絶対に板がなくなるんで。だから、数百万円から数千万〜1億円を目指す投資家さんには最適な手法です」

(出典:ダイヤモンドZAi


中長期運用

2016年以降、テスタ氏は資産規模の拡大に伴い、中長期投資へと軸足を移し始めた。これはスキャルピングの「板の薄さ問題」を回避するための合理的な選択であり、同時に配当収入という安定したキャッシュフローを獲得するための戦略的転換でもある。

現在の中長期運用の主な柱は以下の3つである。

① 高配当株への長期投資

相場全体が下落したタイミングで高配当株を仕込み、配当金を長期的に受け取り続けるスタイルだ。2023年時点での年間配当金総額は1.5億円超に達している。

「23年の年間配当金総額は1.5億円超。自分の生活だけなら1億円の配当金があれば十分ですが、寄付をすればどれだけあっても『足りる』ということはありません」

(出典:マネー 2022年10月 / 三菱UFJモルガン・スタンレー証券インタビュー

② 相場連動型の大型株投資

東京証券取引所による低PBR(株価純資産倍率)是正要請が出た2023年3月には、PBR1倍割れの大型株を集中的に買い付けるという機動的な動きを見せた。2023年末には日経平均の高値更新を予測し、株価が相場連動しやすい大型株を20〜30銘柄仕込む作戦に出た。

「24年は日経平均株価が高値を追うと見ているので、23年末に日経平均が一時下落した時には、株価が相場連動しやすい大型株を20〜30銘柄仕込みました」

(出典:日経トレンディ 2024年4月号インタビュー / 日経Xトレンド

③ 米国株への分散投資

近年は日本株への集中リスクを回避するため、米国株にも投資を開始している。SBI証券を通じて、大手かつ長い歴史を持ち他社が台頭しにくい「基盤の強い会社の銘柄」を複数ジャンルにわたって分散保有している。

「日本株で円の取引をしていることから日本で何かがあったときのリスクになるのではないか、別の国で分散投資を行ったほうがいいのではないかと考えた」

(出典:SBI証券インタビュー 2025年2月

④ 先物取引・デリバティブの活用

2013年の信用取引制度改正をきっかけに、先物取引やオプションなどデリバティブへの理解を深めた。2023年末には日経平均先物を大量に買い付け、2024年の株価上昇で大きな利益を得ている。

(出典:大阪取引所 北浜投資塾 動画インタビュー


テスタ氏のデイトレードの手法は?

銘柄選びと板読みの極意

テスタ氏のスキャルピング・デイトレードにおける銘柄選びには、明確な基準が存在する。

ボラティリティ(価格変動率)の高さを最優先条件とする。トヨタやソニーのような時価総額数千億〜兆円規模の大型株は1日の株価変動が小さく、スキャルピングには不向きである。一方で、値動きが激しい中小型株こそが短時間で利益を積み上げるための主戦場となる。

また、テスタ氏は銘柄ごとに独自の値動きのクセ(アルゴリズム)が存在すると指摘する。板情報にはその銘柄に参加している投資家たちの心理が反映されており、これを読み解く「板読み」の力こそが勝負の分かれ目となる。板読みを習得するために、テスタ氏は板読みの専門書を読み込み、実際の板やチャートを徹底的に観察することで相場観を磨いていった。

使用するチャートの時間足については、3分足を基本としている。これはテスタ氏が投資を始めた当初から使い続けている時間軸であり、「最初に3分足でトレードに慣れてしまったので今でも使い続けている」と述べている。5分足が一般的なスキャルピングの標準とされるが、テスタ氏は自分に合った時間足を長年使い続けることで安定したパフォーマンスを維持している。

また、「買い」から入ることが多いという特徴もある。信用取引できない銘柄では空売りができないため、スキャルピングに適した銘柄でも現物買いが選択肢の中心となる。結果として、テスタ氏の手法は「買いから入る」スタイルが自然と多くなっている。


損切りの哲学と「負けない」思考

テスタ氏の手法の中で最も重要なのが、損切りに対する考え方である。多くの個人投資家が「損切り=損失」と捉えるのに対し、テスタ氏はまったく異なる哲学を持っている。

「損切りできない人が多いです。みんな株を買うときは株価が上がると思っていますが、万が一、上がらなかったらどうするか、最初に決めておくべきです。株価が下がったということは、自分の想定通りに進んでいないので、そのトレードは終えて次に切り替えるべき。『損切り=損』とは思わないこと。『適切な損切り=利益確定』くらいに考えましょう」

(出典:ダイヤモンドZAi 2021年5月

テスタ氏自身も、トレードの3〜4割は損切りで終わると公言している。つまり、勝率が60〜70%程度であっても、損小利大の原則を徹底することで累計100億円という圧倒的な実績を積み上げてきたのである。

損切りを実行するための具体的な鉄則として、テスタ氏は「エントリー前に損切りラインを決める」ことを挙げている。買う前に「どこまで下がったら撤退するか」を明確にしておくことで、感情に左右されない機械的な損切りが可能になる。

さらに、スキャルピングにおいては「危ないと思ったら反射的にロスカットする」ことが生命線となる。テスタ氏は、対戦格闘ゲームを幼少期から真剣にやり込んできた経験が、この瞬間的な判断能力の土台になっていると話している。

「スキャルピングは数秒から数分程度の短い時間に売買を繰り返すので、瞬時にどの手法を使うかを判断しないと間に合いません。『危ない』と思ったら、反射的にロスカットしないといけない。考えているヒマはありません」

(出典:マネクリ マネックス証券インタビュー 2023年4月


100種類以上の手法と相場への適応力

テスタ氏のもう一つの核心的な強みが、100種類以上の投資手法を持つという柔軟な適応力である。

「投資初心者のなかには、1つの手法があれば勝ち続けられると思っている人がいるようですが、そうではありません。私は100種類以上の投資手法を持っていると思います。その時その時の相場に適した手法を選んで取引することが大切です」

(出典:マネクリ マネックス証券インタビュー 2023年4月

「一時的に有効な手法でも、流行るとすぐ使えなくなったりする」とも語っており、毎年手法の引き出しを増やし続けることを自分に課している。アルゴリズム取引(コンピューターによる高速売買)が普及してからスキャルピングの難易度が上がったことを受け、手法の幅を広げてきた経緯もこれに当たる。

また、テスタ氏が重視するのが「値下がりしないか」というネガティブ思考の検証だ。多くの投資家が「いかに値上がりするか」というポジティブな視点で銘柄を選ぶのに対し、テスタ氏は逆に「いかに値下がりしないか」という観点でリスクを検証することを習慣としている。

「大半の人は『いかに値上がりするか』とポジティブに考えると思いますが、僕は『いかに値下がりしないか』というネガティブ面を検証する作業を重視してきました」

(出典:日経Xトレンド 2024年3月

この思考法こそが、「ビビり」と自称するテスタ氏が20年間一度も年間マイナスを出さなかった根本的な理由である。ハイリターンを求めた集中投資は大勝ちをもたらす可能性がある一方で、運の要素が拭えず、どこかで大きく資産を減らす局面が来るとテスタ氏は警告する。


テスタ氏の資産

どのような資産から始めたのか?

テスタ氏は2005年、フリーター生活を経て貯め込んだ300万円を元手に株式投資をスタートさせた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券でのインタビューによると、当時の肩書きはフリーターであり、いわゆる「エリート」から投資を始めたわけではない。

「フリーターから元手800万円で株式投資をスタートし、総利益50億円を突破した」

(※メディアによって元手の金額の記述に差異がある。ダイヤモンドZAi等複数の主要メディアでは「300万円」と記述されているため、本記事ではそちらを採用する)

(出典:三菱UFJモルガン・スタンレー証券インタビュー / ダイヤモンドZAi 2021年5月

投資を始めた最初の2ヶ月間はマイナス運用が続き、1ヶ月目がマイナス30万円、2ヶ月目がマイナス15万円という苦しいスタートだった。この時期について、テスタ氏は「毎日コツコツ勝つけど、ドカンと負けるみたいなことが続いていた」「もう二度とやりたくないと思った瞬間もあった」と振り返っている。

(出典:ダイヤモンドZAi 高山一実との対談

しかし3ヶ月目からプラスに転じて以降は、年間マイナスを一度も出すことなく安定した成長を遂げていく。


投資による収益

テスタ氏の投資収益の推移は、個人投資家として参考にすべき軌跡を辿っている。

時期収益・資産の節目
2005年元手300万円でスタート
投資初期(スキャルピング時代)1日に稼げる利益が数十万円単位に
2014年(スキャル復活期)元手3000万円から130営業日で2.6億円に増加(約8.6倍)
2019年単年で約10億円を稼ぐ
2021年8月累計利益50億円を達成
2022年単年で11億円超の収益を記録
2024年2月累計利益100億円に到達

(出典:ダイヤモンドZAi / 日経Xトレンド 2024年3月

特筆すべきは2014年の「復活劇」である。同年の4月までに1億円以上の損失を出したテスタ氏は、口座の資金を3000万円に減資してスキャルピングを再開。130営業日という短期間で2億6000万円まで増やし、最終的に年間成績をプラスに転じさせた。「まさか今年の成績がプラスになるなんて夢にも思っていなかった」と語った通り、危機的状況からでも諦めない精神力と、スキャルピングの「再現性の高さ」が証明された出来事である。

現在の資産収入の柱として、年間1.5億円超の配当金収入がある。高配当株を中心とした中長期ポートフォリオが着実に成長しており、トレード収益と配当収入の二本柱で安定した資産拡大を継続している。


私達でも再現できるのか?

### 不可能な部分
正直、再現できない部分は多くある。
前述のスキャルピングにおいて瞬時に損切りを行うことを徹底するとあるが、これ自体はどの投資の教科書でも語られていることだろう。
しかし、これができずに破産する人が大半だ。実際に筆者もマウスに手を乗せながら損切りボタンの上でカーソルをぷるぷるさせつづけてじわじわと破産したという過去は何度もある。
更にテスタ氏の場合、インジケータだけで売買するといった手法ではなく、板読みやファンダメンタルズの部分も判断に使っているため、それらを含めて瞬時に判断するのは常人離れしていると言えるだろう。
そうなってくると、我々にできることは仕組みづくりだと考える。

バックテスト・検証を徹底する

テスタ氏の手法の「再現性」を考える上で最も重要な概念が、バックテストと検証の徹底である。

テスタ氏は投資初期から「なぜ株価が上がるのか、下がるのか」という問いを毎日繰り返し、日経平均・為替・同業他社・商品価格(金など)と株価の動きを徹底的に比較・検証していた。この地道な検証作業の積み重ねが、100種類以上の手法を持つ土台となっている。

また、テスタ氏は現在でも電卓とキャンパスノートを用いた手書きのトレード記録を続けている。エクセルが使えないという本人の言葉通り、デジタルツールではなくアナログな記録習慣を20年近く継続しており、この記録こそが「再現性の高い手法の構築」に欠かせないインプットとなっている。

「取引記録と反省を記入するキャンパスノートを使っているという話をしていますが、これは今もずっと使ってます。エクセルが使えないので、いまだに電卓とノートでやっています」

(出典:ダイヤモンドZAi 2025年1月

バックテストを行う際に意識すべきポイントとして、テスタ氏の発言をもとに以下の観点が導き出せる。

  • 「なぜその銘柄が動いたのか」という原因の特定を毎日繰り返す
  • 外部指標(日経平均・為替・同業他社・商品価格)との相関を記録する
  • 「値上がりを予測する」のではなく「値下がりしないことを確認する」という視点で検証する
  • 損切りをした場合は「その損切りは適切だったか」を振り返る
  • 勝ちトレードと負けトレードの両方のパターンを記録し、再現性のあるシナリオを洗い出す

(出典:note「テスタ氏のデイトレード手法」

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小資金から始め、経験を積み重ねることが最短ルート

テスタ氏が一貫して強調するのは、「手法よりも経験値の積み上げ」の重要性である。

「重要なのは経験です。株式投資はダイエットと一緒。真剣に長く取り組めば、銘柄選びや売買のタイミングは自ずと上達して、結果にコミットできます」

(出典:日経Xトレンド 2024年3月

再現性を高めるための実践的なアドバイスとして、以下のプロセスが有効である。

ステップ1:少額資金でスキャルピングの体験から入る

スキャルピングは資金が少ないほどリスクとリターンのバランスが良い手法である。テスタ氏自身が「数百万円から数千万〜1億円を目指す投資家には最適」と語っており、資金規模が小さい段階ではスキャルピングが最も効率よく経験値を積める。まずは少額で実際にエントリーと損切りを繰り返し、「手法が体に染み込む」まで反復練習することが重要だ。

ステップ2:投資ブログや書籍で他のトレーダーの思考を吸収する

テスタ氏は投資初期に「投資ブログを毎日300本読んでいた」と語っている。「投資のカリスマ」よりも「資産3000万円程度で収支にブレがない方」のブログを最も参考にしたというエピソードは示唆的だ。桁外れの成功者よりも、自分に近いレベルの実践者の言葉の方が再現性が高い。

(出典:ダイヤモンドZAi 2025年1月

ステップ3:手法を一つに絞ろうとせず、引き出しを増やし続ける

「1つの手法で勝ち続けられる」という考え方は幻想であるとテスタ氏は断言する。相場は常に変化し、かつて有効だった手法が使えなくなることは日常茶飯事だ。毎年少しずつ新しい手法や銘柄の特性を学び、引き出しを増やし続けることが長期的な勝者への道である。

ステップ4:「負けない」ことを最優先に設計する

テスタ氏の座右の銘は「負けなければおのずと勝ちとなる」「株で勝つためにはいかにギャンブルをしないか」である。ハイリスク・ハイリターンを狙って一発逆転を狙うのではなく、リスクを徹底的に排除し、小さな勝ちを積み上げることに集中する。この「守りの投資哲学」こそが、凡人がテスタ氏から学ぶべき最大の教訓である。

(出典:楽天証券トウシル 書籍紹介


まとめ:テスタ氏から学ぶべき「負けない投資」の本質

テスタ氏の投資術を一言で表すならば、「攻撃よりも守備を徹底した、再現性ある期待値の積み上げ」である。

スキャルピングの技術は確かに存在するが、それ以上に重要なのは「損切りを恐れないメンタル」「相場環境に応じて手法を変える柔軟性」「検証と記録を続ける習慣」という3つの基盤だ。これらは派手なテクニックではなく、誰でも意識次第で取り組める地道な鍛錬の積み重ねである。

300万円から出発し、20年間一度も年間マイナスを出さずに100億円を達成したテスタ氏の歩みは、「才能があったから勝てた」のではなく、「正しい哲学と習慣を持ち続けたから勝てた」ことを証明している。手法を真似するよりも、その哲学を真似することが、真の意味でテスタ氏に近づく最短ルートと言えるだろう。

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※ 本記事は公開インタビュー・メディア掲載情報をもとに構成しています。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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